【キャンベラ18日AAP】来週、オーストラリアで北京五輪の聖火リレーが行われる予定になっており、中国政府は聖火の警備のために警護隊をオーストラリアに派遣する。これについて、ケビン・ラッド首相は、中国の警護隊は終始バスの中に待機することになり、警備に配置させるつもりのないことを明らかにしている。もしも聖火が消えた場合には、再点火のために警護隊がバスから出る可能性はあるとのこと。
ラッド首相は「中国の警護隊が果たす役割はないものと私は理解しています。ここは私たちの国家であり、私たちの手で警備を行います」とコメントしている。
聖火リレーは、4月24日にキャンベラ中心部周辺の約20キロのルートで行われる予定。