【シドニー19日AAP】アルコポップと呼ばれる低アルコール炭酸飲料が若者の間で広く親しまれているが、若者のアルコール摂取を助長する一因となっている。これに歯止めをかけるため、連邦政府は値上げを検討している。
ニューズ・リミテッド系各紙が伝えたところによると、「バカルディ・ブリーザー」や「スミノフ・アイス」、「ジム・ビーム&コーラ」などのアルコール飲料の価格が、1ケースあたり最大で15ドル値上がりすることになるという。医師らもここ10年間における若者への悪影響を憂慮しており、医師会はこの案を支持している。
この案が通れば、2000年のGST(物品サービス税)導入時にいったん下がった価格が、再び上がることになる。2000年にGSTが導入された際には、アルコポップの価格が20%下がったため、その後売上が急増していた。