【キャンベラ21日AAP】24日にキャンベラで行われる聖火リレーの警護を強化するため、警護費用が当初の予定の90万ドルから約2倍の200万ドルに膨れ上がっていることが分かった。
ジョン・スタンホープACT主席大臣は連邦政府に対し、チベット支援者から聖火を保護するために必要な追加予算を要求。これを受け、コモンウェルスは当初の予算90万ドルの半分を支払うことに同意している。
治安当局は大勢のチベット支援者が現れることが予想されるルート沿いにバリケードの設置を開始した。
警察は聖火リレーの日に警備にあたる警官の数について明らかにしていないが、700人~1000人の警官が配置されることが予想されている。
グリーン党議員のボブ・ブラウン氏は、オーストラリア国民の税金を使用して警護強化をするのではなく、この問題を引き起こしたオリンピック開催国である中国が費用を負担すべきと主張した。