【キャンベラ23日AAP】23日に発表された豪連邦統計局の消費者物価指数(CPI)に関する報告によると、今年3月四半期のCPI上昇率の年率は4.2%となり、昨年12月の3%から急上昇した。
過去7年間において最高水準となるこの上昇率は中央銀行のインフレ目標2~3%をはるかに上回っており、今後さらなる利上げが懸念される。
ウェイン・スワン財務相は、ガソリンや不動産、食料品の価格が上がっていることをインフレ率上昇の主因とした上で、「近々発表の予算案では歳出を抑制してインフレに対処する」と述べた。