【パース4日AAP】3日午後、マレーシア航空機から不審な小包が発見されたため、パース国際空港が閉鎖された。パース空港発の国際線は全便が無期限で延期され、ニュージーランド航空やエミレーツ航空の出発便は滑走路に待機させられた。カンタス航空やシンガポール航空、エミレーツ航空の到着便は、国内線ターミナルに着陸している。
不審物が発見されたのは、マレーシア航空125便で、3日午後3時にパース国際空港に着陸し、午後4時30分に124便としてクアラルンプールに向けて離陸する予定になっていた。警察は、午後6時ごろに避難勧告を出し、空港の入り口を閉鎖して全ての車両を空港から数百メートル離れたところまで移動させた。午後11時になっても、深夜便に搭乗する予定だった人々が続々と空港を訪れたが、空港内に入ることはできなかった。
なお、この不審物はマレーシア航空機底部のビチューメンの上で発見されており、爆弾処理班が不審物を撤去してX線検査をするものとみられている。