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メルボルン港でボート爆発の惨事

 【メルボルン4日AAP】メルボルン港で3日に発生したボート爆発事故で、これまでに2人が死亡し、4人が負傷している。警察は現在、事故調査を行っている。

 死亡したのは60歳代の夫婦で、ボート爆発時に即死している。また、この夫婦の息子のパートナーである女性(45)は火傷を負って重体となっており、アルフレッド病院に搬送されて手当を受けている。爆発したボートは、全長11メートルのキャビン・クルーザーで、この夫婦の息子(48)が事故当日の朝に中古で購入したばかりだった。事故は、給油後にモーターを起動させようとしていた際に発生した。

 事故を目撃者したゲイリー・パトリックさんは、事故現場の光景は戦場さながらだったと語り、「まるで雷撃された船のようでした。たくさんの破片が飛び散っており、水面には炎があがっていました」と述べている。警察は現在も捜査を続けており、事故現場付近のレストランの防犯カメラを解析し、目撃者から情報を収集している。

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