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髄膜炎菌性疾患、冬に向けてピークへ 保健相が注意を喚起

 【シドニー5日AAP】レバ・ミーガーNSW州保健相は、死亡率の高い髄膜炎菌性疾患の発症件数が通常冬から初春にかけてピークを迎えることから、国民に対して同疾患の兆候や症状に注意するよう呼びかけた。

 ミーガーNSW州保健相は「髄膜炎菌性疾患の早期発見と治療は非常に重要。したがって、地域全体や特に保護者が病気の兆候や症状に注意を払うことが大切」と語った。

 髄膜炎菌性疾患は髄膜炎の一種で、発症すると高熱、頭痛、首の硬直、光線過敏、吐き気、嘔吐、赤紫の発疹などの症状がみられる。ミーガー保健相は特に25歳未満の若者や幼い子供の保護者はC型髄膜炎菌性疾患の予防接種を受けているかを確認するように促した。

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