【アデレード5日AAP】オーストラリア国内の4月の新車販売台数が10%以上も上昇した。今年は3月にイースター休暇があり、昨年比で4月の営業日数が3日多かったことが主な要因として挙げられる。
また、軽トラックや四輪駆動車の需要が大幅に上昇した背景には一部の地域で干ばつが軽減したことや鉱業が急激に成長したことが考えられる。
自動車産業連邦議会所(FCAI)によると、先月の車両販売台数は8万4061台で昨年4月比で11.2%増となった。 FCAIのアンドリュー・マクケラー会長は、4月の販売台数の結果はその月だけの記録だが、全体的としては消費者に最近の金利上昇の影響は見られないとした。
4月度の車両販売台数トップの自動車メーカーはトヨタで、2万838台。これは2位のホールデンの1万187台の2倍以上。3位はフォードで8246台、4位はマツダで6749台だった。また、販売台数1位の車種はトヨタのカローラで3722台、続いてホールデンのコモドールで3324台、3位はマツダ3で2811台だった。