【キャンベラ6日AAP】ケビン・ラッド首相率いる連邦政府が中国との外交を強化しているために他のアジア諸国との関係が希薄化していると批判が上がっている中で、スティーブン・スミス外相はこれを否定し、日本を含む国々に対して関係改善の努力をする必要はないとコメントした。
「他国との外交に差し障りなく特定の国と国交を深めることは現代世界では起こり得ることだ。中国や日本、インド、大韓民国また米国といった国々と良い友好関係を保ちたいという基本的な姿勢は変わらない」とスミス外相はCNNに対して語った。
スミス外相は今週末に訪日。町村内閣官房長官や高村外相と豪日自由貿易協定に関して会談予定である。