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イーベイが支払い方法を制限 利用者からは不満の声も

 【シドニー9日AAP】国内で500万人が利用するショッピング・サイト最大手「イーベイ(eBay)」で6月17日以降に買物をする場合は、現物引き換え(キャッシュ・オン・デリバリー)もしくはオンライン・支払い決算システムのペイパル(Paypal)経由のいずれかでしか支払いができなくなる。

 ペイパル利用を重点とした新規則に関して、イーベイ社・信用安全管理者のアレステア・マックギボン氏は「ペイパル経由で支払いを行うことは従来の銀行振り込みや郵便為替よりも4倍安全である」と話した。

 しかしながら、イーベイ利用者からは「ペイパルは時々システムが不安定になり問題が起きている」、「何故ビーペイ(BPAY)やペイメイト(Paymate)といったペイパル以外の決算システムを利用できないのか」などのように、イーベイがペイパルからの手数料目的で今回の新規則を導入したという不満の声も上がっている。

 ある利用者は「イーベイ社は収入を増やしたいだけ。支払いの安全対策でも何でもない」と話した。

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