【キャンベラ11日AAP】サイクロン被害が次々と明らかになっているミャンマーに対して、豪政府はさらなる救援を提供することを発表した。
同国南部を襲ったサイクロンでは死者10万人、150万人が家を失ったと言われている。連邦政府のリンジー・タナー財政相は、2005年12月のスマトラ沖大地震がそうであったように同サイクロンの被害者数も今後さらに増大すると予想されることから、豪政府が既に約束している300万ドルの支援額をさらに増やすと述べた。
「300万ドルは最初の頭金のようなもの。国連などの国際機関と連携しながらグローバル・チームの一員としてミャンマーに支援を提供していきたい」とタナー財政相。