【ゴールドコースト15日AAP】陣痛が始まっている妊婦に対し、ゴールドコースト病院はベッドが足りないという理由で、物置で休むように指示。妊婦は満足な処置を受けられないまま物置で3時間を過ごした。
陣痛が始まったエリカさんは9日午前8時ごろ、同病院に到着したが、空いているベッドがなくロビーで1時間待った。その後リネン室に連れて行かれ、室内に敷いてあったマットレスで休むように指示されたという。エリカさんは出産1時間前までの3時間をその状態で過ごした。
エリカさんの姉妹のモーリタさんによると、エリカさんは痛み止めを欲しがったが、リネン室では適切な処置ができず、結局痛み止めガスしか投与されなかったという。「私も床に座り彼女を見守っていました。全くひどい話です。こんな思いをするぐらいなら、もう子供を産みたくない」とコメントした。
病院側は、この件に関して家族に謝罪。同日は通常の2倍の出産件数があり、異常な状態であったとコメントした。