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シドニーで母子が殺傷される 無理心中の可能性も

 【シドニー15日AAP】シドニーのベロウラ・ハイツで15日午前5時ごろ、29歳の女性が上半身に複数の刺し傷を受け死亡しているのが発見された。女性の2人の娘のうち妹(4)は頸部に重傷を負い、その姉(5)も軽症で病院に搬送された。

 事件当時、女性の夫(31)と息子(9)も家にいたが2人にけがはなかった。同時刻に助けを求める夫の声を聞いたと近所の人が証言している。

 地域司令官のクレイグ・ラエ警視によると、警察は死亡女性の夫が容疑者とは断定しておらず、強盗による犯行の線でも捜査をしている。また現段階では、女性が無理心中を図ろうとして子供たちを刺した後、自殺を図った可能性もあるとみている。

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