【シドニー16日AAP】NSW州における児童保護に関する最終の公開討論会が16日、シドニーにて開催される。
元裁判官のジェームス・ウッド氏をリーダーとする調査会は、これまでに同様の公開討論会をシドニーで9回、公聴会をNSW州の各地域で14回開催している。またモリス・イエマNSW州首相は、コミュニティー・サービス省(DoCS)が関連した子供たちの死亡事件が相次いだことを受けて、特別調査委員会を設立した。
ケビン・グリーン・コミュニティ・サービス相は、家庭の経済的状況、親の精神的問題、薬物またはアルコール中毒などが児童の死亡事件発生の要因となっているのは明白と述べた上、万が一見逃された場合に、状況がさらに深刻化しそうな問題を抱える家庭や子供たちに対する早期解決プログラムが用意されていると話した。