【キャンベラ21日AAP】国内の一部の州都で21日、ガソリンの価格がついに1ドル60セントを突破した。
アデレード、メルボルン、シドニー及びタスマニアにおける21日のガソリン最高価格は1ドル62セントだった。NT準州は1週間以上前から既に1ドル60セントを超えている。
ナショナル・オーストラリア銀行のエコノミストであるジェラルド・バーグ氏はガソリン代の高騰が続いている要因について、原油価格が継続的に上昇していることを挙げ、国内のガソリン市場には不安定性が蔓延しているとしながらも、現在の豪ドル安のおかげで国内のガソリン価格はかなり抑えられていると話した。
メルボルン南東部では1ドル63セントという給油所もあった。また、NRMAのスポークスマンはシドニーでもほぼ1ドル63セントだったとし、「水曜日でこの販売価格ならば、週のうちで1番ガソリン代が高くなる木曜日にはどうなるのか」とコメントした。
21日のシドニーのガソリン最低価格は1ドル38.9セントだった。