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捕鯨とカンガルー抹殺の反対運動、キャンベラで同時に行われる

 【キャンベラ22日AAP】環境保護団体グリーン・ピースはキャンベラで22日、日本の捕鯨活動反対キャンペーンを行った。キャンベラでは同日、動物愛護活動家たちによるカンガルー抹殺の反対運動も繰り広げられた。

 グリーン・ピースが行った4カ月間にわたる調査結果では、日本の捕鯨船である日新丸の船員が鯨肉を密輸し、その不法販売に関与したとしている。同団体のメンバーたちは22日、キャンベラの日本大使館前でバナーを持ち抗議行動を行った。

 一方、日本の捕鯨支援グループは、オーストラリア国内で現在行われているカンガルー抹殺を引き合いに出して捕鯨活動を保護。日本国内の報道ではキャンベラの軍用地で400頭以上のカンガルーが抹殺されたことが伝えられている。

 動物愛護家たちによるカンガルー抹殺反対運動は22日も引き続き行われたが、21日には8人の抗議者が不法侵入罪で起訴された。

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