【シドニー２３日ＡＡＰ】２３日付のニューズ・リミテッドは、カンタス航空とジェットスターの旅客機はガソリンを節約するために飛行速度を遅くしていると伝えた。

　ジェットスターの親会社であるカンタス航空は２年前から、ジェットスターも先月からこうしたガソリン節約の試みを開始しており、その結果、目的地到着時間が数分遅れている。バージンブルー航空は飛行速度に変更はないが、降下時に減速することを検討しているという。

　こうした航空会社の試みは米国で既に開始されており、数百万ドル分のガソリンを節約することで航空運賃上昇を抑えることが期待されている。

　カンタス航空は２２日、ガソリン価格上昇に伴う航空運賃の値上げを発表。６月４日より国際線で最高４％、国内線でも最高３％値上げされる。