【メルボルン24日AAP】VIC州政府の広告宣伝費が、マクドナルドやカンタス航空、大手銀行などの大企業をおさえて国内第8位にランクインした。ヘラルド・サン紙が24日に伝えたところによれば、VIC州政府は昨年、宣伝費として年間8000万ドルを使ったと推定されているという。
これについて、VIC州野党スポークスマンのデビッド・デービス氏は「マクドナルドやカンタス航空、コカコーラ、自動車メーカー、大手銀行などを押しのけて、ブランビー首相率いるVIC州政府が広告宣伝費で大企業を上回るとは、大した偉業です」と皮肉たっぷりにコメントしている。また、デービス氏は「学校や病院、公共交通機関などの基本的サービスにさらなる資金を必要としている中で、市民の税金が無駄遣いされ続けている」と州政府を非難している。
VIC州政府のスポークスマンは、06~07年にかけて最も費用のかかった政府キャンペーンは、交通事故委員会および労災保険だったと発表している。