【シドニー26日AAP】オーストラリアの航空会社、ジェットスター航空は約20年前のパイロットによるストライキ以来初めて、長期就労ビザ(サブクラス457)のもと、外国人パイロットを多数採用する予定。
ジェットスター航空はクリス・エバンズ連邦移民相とジュリア・ギラード連邦雇用相の支援を獲得し、今後外国人パイロット75人を採用する。
オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー紙は、ジェットスター航空は外国人パイロットの採用に対して航空労働組合から反対の声が上がることを予想していたが、慢性的なパイロット不足の問題を解決するために必要な処置だったと述べたと報じた。外国人パイロットは国内・国際線で活躍する予定。
ジェットスター航空は先日、長期就労ビザ(サブクラス457)のもと外国人客室乗務員20人を採用したばかり。また、政府は同航空に対し外国人客室乗務員を最高60人まで採用することを承認している。