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少年少女ヌード写真に関する捜査 ニューカッスルにまで及ぶ 

 【シドニー27日AAP】先週、シドニーでの展覧会を開催間際に強制閉鎖させられた少年少女ヌード写真家、ビル・ヘンセン氏の作品に関する捜査で、警察は27日、その範囲をニューカッスルにまで拡大した。

 シドニーで行われる予定だったヘンセン氏の少年少女のヌード写真展覧会は22日、警察の家宅捜査が入り強制閉鎖された。警察は翌23日、展示予定だった12歳から13歳と言われている少年少女たちのヌード写真20点を会場より押収。この展覧会の関係者らに対し告訴もあると話した。

 ニューカッスル市は同氏の作品4点を所有しており、これらに関して27日、警察の聴取を受けた。同市のスポークスウーマンによると、警察は同市に対してヘンセンさんの作品所有の事実、タイトル、また現在それらの作品が展示されているかなどに関して質問。「4点のうち2点は若者たちの姿であるが、これらの作品に関して苦情は受けたことがない」と同スポークスウーマン。

 NSW州南部にあるオルベリー地方アートギャラリーはヘンセン氏の作品3点を展示していたが、1985年に撮影された10代の少女が裸で立っている写真2点に対し、苦情があったとして23日に警察の取り調べを受けた。同ギャラリーはその後すぐに作品を撤去した。

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