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子宮外妊娠に気づかないまま臨月に-奇跡的に女児を出産

 【メルボルン30日AAP】29日にダーウィンの病院で、子宮外妊娠であることに気づかないまま臨月を迎えた女性が、無事に女児を出産した。

 ミーラ・タンガラジャさん(34)は、胎児を子宮内ではなく卵巣に妊娠していたが、出産する段階になるまで、全くそのことに気づかなかった。夫のラビさん(40)は医師から「世界一幸運な男」だと祝福され、娘ダーガちゃんが生まれた喜びを満面の笑みで表した。ラビさんは「午前6時半ごろに病院に入りました。私は当初、ごく普通の帝王切開による分娩になるものだと考えていました」とコメントしている。

 医師らはミーラさんの分娩を開始する段階になって初めて、子宮外妊娠であることに気がづき、非常に驚いたという。アンドリュー・ミラー産婦人科医は、このような例は聞いたことがなく、「子宮外妊娠であったにもかかわらず、胎児は38週間も発育を続けました。この女性は非常に幸運な方です」と述べている。

 

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