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VIC州初、女性の司祭が誕生

 【メルボルン31日AAP】メルボルンの教会で31日、VIC州内では初の、オーストラリア国内では2人目の女性司教が誕生した。

 31日にセントポール大聖堂で行われた式典において、バーバラ・ダーリング司教(60)は正式に司教として任命され、教会最上層部の仲間入りを果たした。大聖堂には19人の司教のほか、1400人の信者が詰めかけた。また、2週間前にオーストラリア初の女性司教となったばかりのケイ・ゴールズワーシー司教もパースから駆けつけていた。

 ダーリング司教は、これまでスーダン出身の人々が地元社会や教会に馴染めるようにと尽力してきたため、この日はスーダンの人々が司教を祝福するために歌や踊りを披露した。司教は目に涙を浮かべつつも笑顔を見せていた。ダーリング司祭は、1986年にオーストラリア国内では女性として初めて助祭に任命され、1992年には司祭に任命されていた。

  司祭は初仕事として、6月1日に聖餐式を執り行うことになっている。

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