【メルボルン2日AAP】冬の到来に向けて、ドライバーは道路の安全対策としてタイヤの検査を行うように奨励されている。これは自動車安全意識プログラム(ASAP)の一環。
2006年の調査で、VIC州の車両5台に1台が道路を使用する上で不適切なタイヤを最低1つは使用していることが分かっている。
雨で濡れた道路を時速80キロで走行しているときにブレーキをかけると、車両が停止するまでに通常よりも車3台分の長さが必要となる。
ASAPはドライバーに対し、タイヤのグリップ、空気圧などを定期的に検査すべきとした。合法タイヤの基準を満たすためには、道路と接するタイヤのトレッドが最低1.5ミリメートル必要。トレッドに均一に薄い筋がみられるなど、タイヤの老朽化のサインが現れる前にタイヤを交換することが奨励されている。