【キャンベラ7日AAP】大手スーパーマーケット、ウールワースがラム肉の商品を自主回収している問題について、渦中の食肉加工業者が過失を認めている。ウースワースは6日に、WA州を除くオーストラリア全土でここ10日に取り引きされたラム肉商品を全て自主回収することを決定した。これは、NSW州クータマンドラにあるGMスコット社から卸したラム肉から異臭がしたためだ。
GMスコット社のスポークスマンは「同社では食肉を加工してウールワースに卸しています。加工工場から出荷される前に、なぜ商品に汚染が生じたのかを調べていきます」と声明の中で述べている。GMスコット社は、ウールワースには今回の食肉の異臭への責任は全くないと発表しており、ウールワースが商品を自主回収した決定について全面的に支持している。
ウースワースによれば、これまでのところラム肉を食べて健康被害が引き起こされたという報告は入っておらず、回収された商品については、独立した研究所が検査を行っているところだという。