一般

世界青年の日開催に伴う交通規制等について

1.世界青年の日開催に伴う交通規制等について

カトリックの世界的祭典である「世界青年の日」が、7月15日(火)から20日(日)、シドニーで開催されます。開催に伴い、ローマ法王が来豪し、また、豪州国内外から約25万人が祭典に参加する予定です。そのため、市内は多数の人出と交通規制により相当の混雑、また、スリ・置き引き等の各種犯罪の発生も予想されます。

(1)交通規制

7月11日(金)から21日(月)にかけて、シドニー市内各所で大規模な駐車規制・通行止め等の交通規制が実施されます。主な通行止め区間は、12日(土)から、ミラーズポイントとノースシドニーの3ヶ所で通行止めとなるのを皮切りに、聖メアリー大聖堂周辺、ロックス周辺、ジョージストリート、サーキュラーキー周辺、ランドウィック競馬場

周辺が順次通行止め区間となります。

19日(土)には、シドニーを縦断する徒歩巡礼が行われることから、ハーバーブリッジ(午前2時から午後5時までの間)を含めたノースシドニーからランドウィック競馬場までの周辺道路101ヶ所がほぼ終日通行止めとなります。ハーバートンネルは、期間中、通行止めになることはありませんが、19日(土)には、ハーバートンネルのドメイン出口が閉鎖されます。このため、車両によるシドニー市内への乗り入れはほぼ不可能となっています。20日(日)も、ハーバーブリッジの通行止めは解除されるものの、ノースシドニーからランドウィック競馬場周辺までの65ヶ所が通行止めとなり、聖メアリー大聖堂周辺、ランドウィック周辺は21日(月)まで交通規制が敷かれます。

(2)シティレール

期間中、通常より多くの本数の運行を予定しており、ハーバーブリッジを渡るノースショアラインも19日(土)は運行されます。

(3)シドニーバス

期間中も運行されますが、交通規制の影響でバス停の場所・時間・路線が大きく変更されております。ハーバーブリッジ(19日(土)午前2時から午後5時)を通過するバス路線は、ブリッジの通行止めを受けて、ノースシドニー駅からシティレールに振替運行を実施する予定となっています。

詳細については以下をご参照ください。

http://www.wyd2008.org/(世界青年の日)及び

http://www.rta.nsw.gov.au/newsevents/2008wyd.html(道路情報)

********************************************************************************

2.領事関係業務

(1)在留届

旅券法第16条により、外国に3ヶ月以上滞在する日本人は、最寄りの大使館または領事館に「在留届」を提出するよう義務付けられています。在留届が提出されていると、留守宅からの「海外で事故にあったのでは」といった安否確認などに必要となります。まだ提出されていない方は、速やかにご提出下さい。

提出方法としては、当館窓口に直接提出する他、遠隔地の方や来館する時間的余裕のない方は、郵送やインターネットでも提出できます。なお、在留届の記載内容に変更(住所や同居家族の変更等)が生じた場合には「変更届」を、帰国の際には「帰国届」の提出をお願いします。

在留届の詳細については、以下の外務省のサイトをご参照下さい。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

(2)在外選挙人名簿登録

在外選挙人名簿への登録には通常2~3ヵ月を要しますので、時間のある時に登録しておくことをお勧めします。なお、在外選挙については、当地の日系コミュニティ誌にも時々広告を出していますので、併せてご参考下さい。

在外選挙人名簿登録申請の流れについては、以下の外務省のサイトをご参照下さい。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/flow.html

(3)安全情報

(a)強奪事件の発生

5月19日午後10時頃、シドニー北部のArtarmon地区にて、帰宅途中の邦人女性が、路上で3人組の男に銃らしきものを突きつけられて、財布とパスポートの入った鞄を強奪されるという事件が発生しました。幸い今回の被害者に怪我はありませんでしたが、在留邦人の皆様におかれましては、夜間の一人歩きは極力避け、日中でも人通りのない場所や地域への立ち入りには十分にご注意下さい。

(b)安全対策

シドニー市によると、都市部に住むオーストラリア人の43%が侵入盗の被害に遭い、70世帯に1世帯の割合(過去1年間)で自動車盗難の被害が発生しているとのことです。

シドニーを含めて、オーストラリアは「治安が良くて安全」というイメージを抱いている邦人の方が多いと思いますが、犯罪の被害者にならない為にも注意を怠らないことが大切です。参考のため、日本とNSW州の犯罪統計(2003年)を単純比較すると、NSWでの強盗事案は日本の27倍、性犯罪は10倍、侵入盗は7倍、自動車窃盗は10倍となり、日本と比べて犯罪発生率が高いことが判ります。

シドニー市のホームページには、住居、公共交通機関、個人、乗物、ビジネスに関する安全対策が掲載されていますので、詳細は以下のアドレスでご覧下さい。

http://www.cityofsydney.nsw.gov.au/Community/Safety/CrimePreventionFactSheets.asp

********************************************************************************

3.文化行事

今月は以下の文化事業がございます。詳細はそれぞれのウェブサイトをご覧ください。

(1)シドニー映画祭

今年で55周年を迎えるシドニー映画祭では、日本映画「東京ソナタ」他の日本映画もノミネートされています。詳しくはシドニー映画祭HPをご覧ください。

http://www.sydneyfilmfestival.org/index_flash.asp

(2)日本研究ジャーナル「New Voices」論文募集

国際交流基金シドニー事務所では、日本研究分野の若手研究者、学生を支援することを目的として、一昨年、学術ジャーナル「New Voices」を創刊いたしました。現在、第2号の論文を募集しております。締め切りは7月31日(木)。詳細は基金HPをご覧ください。

www.jpf.org.au/newvoices

(3)Facetnate!

国際交流基金シドニー事務所では、日本に強く影響を受けた新進アーティストの個展を順次開催しています。詳細は基金HPをご覧ください。

http://www.jpf.org.au/02_events/facetnate/index.html

(4)日本映画上映会

国際交流基金シドニー事務所による隔週水曜日の無料映画上映会です。詳しくは基金HPをご覧ください。

http://www.jpf.org.au/02_events/w_jcinema.htm

(5)Taisho Chic

NSW州立美術館では大正時代の文化をフューチャーした展示会を行います。期間は5月22日(金)から8月3日(日)まで。詳細はHPをご覧ください

http://www.artgallery.nsw.gov.au/exhibitions/current/taisho_chic

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら