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ジェイミー・オリバーのレストラン事務所に放火した従業員が出廷

 【メルボルン13日AAP】人気シェフ、ジェイミー・オリバーさんのメルボルンにあるレストラン「フィフティーン」の事務所が5日に不審火によって全焼した。後日、レストランのマネージャーで、現金の取り扱いを任されていたケビン・ストラロー容疑者(32)が逮捕され、12日にメルボルン治安判事裁判所に出廷した。同容疑者は建物に放火しただけでなく、レストランから2万3000ドルを盗んでいた。12日の裁判では窃盗罪および放火罪に対する答弁は行われず、厳しい条件つきで同容疑者の保釈が認められた。

 全焼したオリバーさんのレストラン事務所では、何らかの問題を抱える若者に食品・サービス業界で働く機会を与えるための基金が運営され、2006年9月以来、35名以上が実習生として経験を積んできた。「フィフティーン」のトビー・パトック料理長は、家庭に問題を抱える若者にとって、事務所は憩いの場となっていたため、焼失したことは大きな打撃となったと述べている。また、料理長は、オリバーさんから従業員や実習生に対して激励の言葉が送られていると語った。

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