【シドニー21日AAP】NSW州で7月1日から、ペットをひざの上に乗せて運転することを禁じるという新ルールが施行される。これを含め、合計で既存の33規則が変更され、新しく7規則が施行されることになる。
エリック・ルーゼンダールNSW州交通大臣は「公道において愚かで無謀な行為は許されないという点を明確にする」と述べている。交通規則の変更後は、ペットをひざの上に乗せて運転することが違法となり、遮断中に児童や歩行者用横断歩道に進入するのも違法となる。また、8歳未満の児童はオートバイに同乗することができなくなる。
ルーゼンダール大臣は「ペットをひざの上に乗せて運転するのは、全く馬鹿げた行為。周囲の人々の命に限らず、同乗者の命をも危険にさらすことになる。今回の変更は国内ルールとも一致するため、州間を移動する人たちにとって理解しやすく、規則に従いやすくなる」とコメントしている。