【シドニー21日AAP】シャペル・コービー受刑者の母親によると、コービー受刑者は希望を失ってしまい、体重がこの4週間で12キロ減り、うつ病を患っているという。コービー受刑者はうつ病が疑われたため20日午後に地元のサングラ病院で診断を受けており、精神科医は同受刑者が少なくとも1~2週間は入院することになるだろうと述べている。
コービー受刑者の周辺では立て続けに困難な出来事が続いており、実父マイケルさんは今年1月にガンで亡くなっており、義父グレッグさんも昨年ガンで亡くなっている。また、3月には上告が棄却されており、妹メルセデスさんはチャンネル・セブンに対する名誉毀損訴訟中にコービー受刑者に面会することができなかった。
母親ロスリー・ローズさんは「娘はうつ病を患っています。とても痩せており、身長は157センチで体重が45キロです。彼女は希望を失ってしまったのです」と語っている。22日夜にはコービー受刑者を特集したドキュメンタリー番組がテレビ放映される予定になっているが、それについてロスリー・ローズさんは「見るかどうかは分かりません。見たからといって何の役に立つというの?」とコメントしており、今週にも娘のいるバリに向かう予定だという。