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カンタス航空 整備士のストライキでキャンセル便多数

 【メルボルン22日AAP】22日、カンタス航空の整備士らによるストライキが予想されたことから、23日にシドニーとメルボルン間を運航するカンタス航空の6便がキャンセルされた。また、整備士らのストライキへの姿勢が強まったことから、このストライキが数週間にわたり続行されることが警戒され、同航空会社は24日に運航予定の計18便のキャンセルも余儀なくされた。
 
 整備士の賃金をめぐって実施される今回のストライキは、シドニー空港、メルボルン空港、ブリスベン空港、ケアンズ空港で22日と23日に最高4時間実施される予定。オーストラリア航空整備士協会(ALAEA)が整備士の賃金の5%値上げを要求しているのに対し、カンタス航空は3%の賃金値上げ案からの変更を拒否した。
 
 カンタス航空スポークスマンは「キャンセル便を利用する予定だった乗客に関しては予定時刻の1時間以内に出発するほかの便を利用してもらう」とし、乗客への影響を最小限にとどめる方針を示した。また、同スポークスマンは、カンタス航空は整備士によるストライキに対して強硬姿勢をとり、利用者を保護するためにいかなる手段も辞さないと語った。

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