【キャンベラ２８日ＡＡＰ】２７日午後にキャンベラのヒューズ地区にある住宅内で、爆発物ゼリグナイトと第二次世界大戦時の手投げ弾が発見されたため、２８日にキャンベラ警察が爆発物の撤去を行った。

　２７日に爆発物が発見されて以降、周辺道路は封鎖されていたが、避難は行われなかった。警察スポークスマンは、２８日午後に住宅内の徹底的な捜索が完了し、ゼリグナイトと手投げ弾は撤去されたと発表している。

　マット・バーリー警視は、撤去作業における地域住民の協力と辛抱に対して、謝意を表している。また、同警視は、もしも何らかの爆発物を所持している人がいるならば、安全に処理するためにも、警察に連絡すべきであると述べている。

　今回撤去された爆発物は、オーストラリア連邦警察の爆発物処理班によって、非公表の場所に廃棄される予定。