【キャンベラ29日AAP】NSW州政府はケビン・ラッド首相の学校にコンピューターを導入する計画から手を引く可能性を示唆した。
学校へのコンピューター導入は連邦労働党が昨年主要公約に掲げた計画。
ナイン・ネットワークが入手した報告書によると、マイケル・コスタNSW州財務相は連邦政府に対し同計画に参画するために今後4年間で必要な2億2500万ドルの追加資金を求めた。コスタ氏は「コモンウェルスからの追加資金の確約がなければ、州政府が同プログラムへ参画することは不可能」と語った。
NSW州が同計画への参画に調印する期限は30日。コスタ氏は29日、州政府は計画の詳細に関して引き続き交渉すると語った。