【シドニー29日AAP】オーストラリア各地で約2000人を対象に実施された調査の結果、オーストラリア人女性の多くが性生活にテクノロジーを利用していることが分かった。
調査結果によると、5人に1人がインターネットのチャットルームで性体験をしており、半数以上が性的なメッセージのやりとりを行っている。また、5人に1人が自身を撮影したセックステープを持っていることが分かった。
新刊「オーストラリア人女性の性生活」の著者ジョアン・ソーアス氏は「社会全体が全ての事柄に関してテクノロジーに依存するようなっている」と語る。調査結果によると、チャットルーム・セックスの最も熱狂的な参加者は20代で(26%)、続いて50代(21%)。ネットセックスを「解放的」、「刺激的」、「罪悪感がない」、あるいは性感染症や妊娠の可能性がなく「安全」と回答する女性がいた一方で、「空虚」、「退屈」、「屈辱的」などと回答する女性もいた。
しかし、チャットルーム・セックスで良い経験をしたと回答した人数は不快な経験をしたと回答した人数の2倍だった。携帯のメッセージを利用してセックスを体験する若い女性は多く、20代の女性の70%がSMSでセックスを体験をしている。続いて、50代の44%、40代の34%がSMSでセックスを体験している。