【ブリスベン1日AAP】子供が欲しいがために15歳の娘を説得し、性的関係を持って妊娠させようとした35歳の義父と39歳の実母の裁判が1日、ブリスベン地方裁判所で開かれた。
キャサリン・セムラー検察官は裁判の中で、この夫婦には既に2人の男の子がいたがいずれも先天性異常があり、また妊娠しても異常がある子が生まれるのではないかという恐怖心から、夫婦はこの少女を妊娠させる計画を立てたと述べた。
この夫婦は少女を妊娠させるために最初、注射器を使用して男の精子を少女に注入したが失敗したため男は少女と性的関係を持つに至ったという。しかしながら、セムラー検察官は、男は少女が12歳の時から既に性的いたずらを行っていたとした。
事件は少女が16歳の誕生日の翌日に警察に届けたことで発覚。この男女は児童に対するわいせつ罪で逮捕、起訴された。1日午後に判決が言い渡される。