【キャンベラ1日AAP】豪州準備銀行(RBA)は1日に開かれた月次理事会において、公定歩合を据え置き7.25%のままとすることを決定した。これで公定歩合の据え置きは4カ月目に入った。
今回の公定歩合据え置きは大方の予測どおりであったが、それでも6月23日に公表された国内のインフレに関する公式データにより物価の更なる高騰が懸念されており、来月5日のRBAの理事会で利率の引き上げが行われるのではとみている専門家もいる。
RBAは、16年の長期にわたるインフレ対策として、昨年8月から今年3月までの間に公定歩合引き上げを4回行った。