【アデレード7日AAP】アデレード東部キャンベルタウンの住宅の私道で7日午前8時ごろ、この家の住人が出勤しようとしたところ、新聞紙に包まれた状態の生後間もない男児の遺体を発見した。遺体にはまだへその緒がついていた。
遺体発見現場付近にいた赤ん坊の母親(18)は7日夕方、病院にて安定した状態であることが確認されており、警察の聴取にも協力的だという。
この事件に関して、この母親が医療処置を受ける前に路上で出産したという報告もある。また現在のところ、死亡した赤ん坊が現場に放置されたときに生存していた可能性については不明とされている。
アデレードでは昨年10月にも、市内の専門学校の校内にあるトイレで生まれたての男児の遺体がごみ箱に捨てられているのが発見された。この事件でも警察は大々的な捜査を展開したが、死亡した赤ん坊やその母親の手がかりをつかむことはできなかった。