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乳幼児は注意!NSW州とQLD州ではしかが流行

 【シドニー9日AAP】連邦保健省による最新の報告では、今年上半期におけるはしかの発症件数は58件となった。昨年同時期ではわずか7件。

 保健省のスポークスウーマンによると、発症が集中的にみられる地域が複数あり、広がりをみせているのはNSW州とQLD州とした。その他、海外で感染してくるケースもあるという。NSW州の発症件数は38件と国内で一番多く、これには1歳未満の乳児も含まれている。

 また、はしかの予防接種については、「1歳から1歳半の間に受けるように指導されており、この年齢で予防接種を受けなかった場合は4歳で受けることができるが、1歳未満の乳児は予防対策がなく特に危険にさらされている」と同スポークスマン。

 はしかの初期症状は、熱、疲労感、鼻水、咳や痛みを伴う目の充血で、その後発疹が出るが、その大部分は顔から始まって全身へ広がる。

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