【シドニー10日AAP】世界青年の日開催期間中に予定されていたシドニーの鉄道のストライキは労働組合と政府の3時間にわたる話し合いの末、回避されることになった。
鉄道・トラム・バス労働組合(RBTU)とレールコープはこの11カ月間、5%の賃上げを要求していたが、政府側は4%のラインを譲らず長期戦にもつれ込んだ。結果として今後2年間で年間4%の賃上げ及び政府が提示していた417人のリストラを白紙にすることで合意した。
RBTU・NSW州のニック・リヴォッキ委員長は10日、話し合いは最終段階に入っていると述べ、「10日午後にも政府との合意に達するであろう」と述べた。