【ブリスベン11日AAP】ブリスベンで10日、警察が住宅や商店の強制捜査を行い、違法に売春業を営んでいた5名を逮捕した。
イートンズヒルとアスプリー地区の住宅では、64歳の男と、18歳、24歳、26歳の女3名が逮捕され、リージェンツパークでは28歳の女1名が逮捕された。この女と64歳の男が運営を仕切っていて、他の女3名は違法に売春婦として働いていた。逮捕された計5名は、売春や麻薬に関連した複数の罪に問われており、7月28日と8月4日にブリスベン治安判事裁判所に出廷する予定。
売春実施対策班のデイビッド・コーブ刑事部長は「この州では、性産業従事者の安全と健康を守るために、売春宿が合法化されていますが、それにもかかわらず違法な商売をする人々がいます。今回の強制捜査によって、違法な売春業に関わっている人々は、警察の取り締まりが今後も継続されることを認識すべきです」と述べている。