【シドニー14日AAP】モリス・イエマNSW州首相は14日、ワールド・ユース・デー(WYD)を記念し、シドニー・ハーバー・ブリッジの南側パイロンにローマ法王やオーストラリアのアウトバックなどの20の絵から構成されるライトショーの点灯式を行った。
ブリッジにはカトリックの巡礼者たちを歓迎する文字や、ローマ法王ベネディクト16世が手を振っている様子や白いビーチで日光浴をしているカンガルーなどの絵が映し出されている。ライトショーはこの1週間、5時15分から深夜まで毎晩点灯される。
イエマNSW州首相は「我々はコミュニティーの祝い事にはハーバー・ブリッジを利用するという素晴らしい伝統を続けている。ニュー・イヤーズ・イブ、オリンピック競技会、そのほかの重要イベントなど、ハーバー・ブリッジは常にお祭りの中心」と語った。
政府WYDのスポークスマン、クリスティーナ・ケネリー氏はWYDのような規模の大きいイベントがシドニーで開催されることはシドニーが国際的イベントの開催国としてのふさわしいというイメージをより強固なものにするだろうとした。「WYDはNSW州にとって社会・経済的に非常に多くの利益をもたらし、その影響はローマ法王の帰国後も続くだろう」とケネリー氏。