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豪人の多数が勉強・仕事の選択を後悔 調査結果で

 【メルボルン16日AAP】約1万9000人のオーストラリア人を含む、世界33カ国、11万5000人に対して行われた調査結果において、多くの就業中のオーストラリア人が、就学中もしくは卒業後にちゃんと勉強しなかったことに憂慮し、また、職業の選択も間違えたと後悔していることが分かった。

 同調査結果においては、オーストラリア人回答者の71%が卒業後も勉強を続けるべきだったと思っているとし、48%は自分が勉強してきたものと全く別の分野を勉強するべきだったと回答した。また、16%のオーストラリア人は間違った職業選択をしたと考えており、25%は現在の職業が自分に合ったものか分からないと答えた。

 この調査を行ったグローバル人材派遣会社、ケリー・サービスの最高経営責任者であるジェームス・ボーマー氏は「人々が過去の選択を振り返るのはとても自然なことである」とし、「高校や大学で一生懸命勉強したことに満足している人が多くいれば、職業選択を間違ったのではと考えたことのある人もたくさんいる」と語った。

 ボーマー氏は、人々が様々な職種に就くことは現代ではよくあることであり、現在の自分の仕事に満足感を得られない人は変化を求めてみるのも可能であるとした。

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