【キャンベラ13日AAP】豪州統計局によると、4月―6月四半期における季節調整済み賃金指数の上昇率は1.2%となり、前期の0.9%からさらに上昇した。これに伴い年間上昇率も前期比0.1%増の4.2%となった。専門家の今期予想上昇率は1%、予想年間上昇率は4.1%だった。
経済減少の懸念から、来月にも公定歩合引き下げが予測されているが、今回の上昇率は豪州準備銀行(RBA)が警戒ラインとする4.5%を下回っていることから、利率引き下げを食い止めるほどではないと専門家たちはみている。
一方、ウエストパック・メルボルン研究所がまとめた8月の消費者信頼感指数は前期比9.1%上昇で、過去5年間で3番目の伸び率となった。