【シドニー1日AAP】NSW州警察は交通死亡事故に関与したドライバーの携帯電話の通話記録から、事故当時、携帯電話で通話、あるいはメールをしていたかを調査している。
警察は、今年の上半期にハンズフリー・キットを使用せずに携帯電話で通話し、逮捕されたドライバー数は昨年同期と比較すると約1300人増で、合計で1万9584人だったと発表した。
警察によると、携帯電話の使用が不注意事故の原因の可能性が最も高いという。ピーター・ジェンキンズ巡査部長は、過去3年間で事故が発生した際の携帯電話の通話記録を調査し、電話の使用によってドライバーの注意が散漫になり、事故に至った可能性のあるケースが確認されたとした。「これは運転中の携帯電話の使用が飲酒運転と同様に危険である証拠」とジェンキンズ氏。