【シドニー31日AAP】 シドニーで簡易爆発物を使って航空機を墜落させるテロ計画が明らかになり、国内空港の保安検査が強化された。国内線利用者は出発の2時間前、国際線は3時間前に空港に到着するよう求められている。
シドニー空港は31日、国内線のターミナル2が最も影響を受け、出発手続きを待つ長蛇の列はドアの外まで続いた。朝のピーク時は最大1時間の遅れが生じた。
ターンブル連邦首相は旅客らの忍耐に感謝を示しつつ、空港のセキュリティ強化のための“テロ税”案は否定した。政府は今回のテロ計画の詳細を明らかにしていないが、家庭用肉挽き器に簡易爆発物を隠そうとした、または機内で毒ガスを放出しようとした疑いがあげられている。ダットン国境警備相は先立って、特に国内線空港での長期にわたるセキュリティ強化を示唆した。