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ハーバー・ブリッジ通行料 来年から現金払い不可

 【シドニー17日AAP】ネイサン・リースNSW州首相は17日、料金所を通過するだけで通行料の清算ができる電子タグ(e-タグ)普及キャンペーンのため、来年1月末以降、ハーバー・ブリッジの通行料は現金では支払えなくなることを発表した。

 リース首相は、毎日ハーバー・ブリッジを利用する16万人のドライバーにとっては渋滞を緩和させるすばらしいニュースであるとし、「現状では、シドニー北西部からM2を通って来る人々は毎朝、ブリッジの北側で渋滞にぶつかってしまう。今回の決定はこの渋滞緩和が目的」と述べた。

 現在、北側からハーバー・ブリッジに入って南方面に走行する際、3ドルの通行料がかかるが、これに関してマイケル・デイリー新道路大臣は廃止の予定はないとした。「この先7年でシドニー及び州内の車の数は60万台前後増加すると予想されている。渋滞緩和のためにも、今後も予算が必要となる」と同大臣。

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