【メルボルン1日AAP】 VIC州で学校の成績の評価基準が変更され、高い評価の獲得が難しくなった。子どもの成績が下がったと考える保護者もいるとして、学校長らは懸念を示している。
これまで、グレードAは実年齢より12か月進んでいる生徒に与えられたが、これが18か月に延長され、獲得が非常に難しくなった。実年齢より6~12か月進んでいる生徒はグレードB、年齢水準に達している生徒にはCがつけられる。
子どもの成績が下がったと考える保護者もいることから、学校長らは基準変更の説明に追われている。VIC州学校長協会のアン・マリー・クリマン理事長は1日、「科目別に学生が評価された、以前のシステムがわかりやすく、好ましい」とABCラジオで述べ、新制度は混乱を招くと懸念を示した。