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日本人事業家が4700万ドルの豪邸を購入 シドニー

 【シドニー18日AAP】ナイン・ネットワークの報道によると、シドニー東部ボークルーズにある豪邸「クーロン」が、日本人事業家によって4700万ドルで購入された。今までの最高価格は、3月に中国人事業家が購入した家の価格3240万ドルだったが、今回の販売価格はそれを大きく上回り、シドニーの家の価格としては史上最高額となった。

 クーロンの前の所有者は、現在経営不振が続いている資産管理会社オールコーの創始者、デービッド・コー氏。1998年に1460万ドルで購入した。ハリウッド俳優のラッセル・クロウも2回ほど購入前の見学に訪れたが、興味はなかったようだ。

 NSW不動産協会のスティーブ・マーティン会長はAAPに対し、シドニーの高級住宅を所有している人々は、今後の価格上昇を見越してまだ手放さずにいる人が多く、そのため市場に出回っている住宅数は少ないとした。

 対照的に、シドニー西部では、人々が高金利で住宅ローンの返済に苦しんでいる中、住宅市場は供給過剰な状態で家の価格は下落している。

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