一般

QLDバス運転手 ストライキ再び実施も

【ブリスベン2日AAP】  QLD州の鉄道・トラム・バス労働組合(RTBU)が、賃金の引き上げと労働環境の改善を求めている問題で、2日に引き続き、再びストライキを実施する可能性が浮上してきた。組合は1日夜、ブリスベンのシティーカウンシルと協議を行ったが、問題解決に至らなかった。

 

RTBUは3.5%の賃金引上げのほか、安全対策や訓練方法の改善、運転士の勤務時間の見直しなどを要求している。組合のトム・ブラウン書記長は、賃金の引き上げについて「公平で理にかなっている」と述べ、要求を変えるつもりはないとの姿勢を示した。

 

組合とカウンシルは3日、再び協議を予定しているが、ブラウン書記長は「いかなる可能性も除外出来ない」と述べ、合意に至らなかった場合、ストライキを実施する可能性が残されている。ブリスベン・シティ・カウンシルのバス運転手は、2日の午前10時~午後2時までストライキを実施した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら