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豪防衛軍 女性に対する入隊制限の撤廃を検討

 【シドニー27日AAP】豪連邦政府が、女性の入隊制限について見直しを行っている。作業は防衛省科学技術機構(DSTO)によって行われており、性別に基づく入隊制限が撤廃されれば、戦場の前線で女性兵士が戦うという可能性も出てくる。

 現在のところ、豪防衛軍内で女性の占める割合は13%以上で、女性が90%以上の職務に就くことが可能。けれども、歩兵隊や大砲部隊、装甲部隊、戦闘工員などのきつい戦闘任務からは、女性が除外されている。

 女性の中には、戦闘員として求められる体格を持ち合わせない場合もあるだろうが、現在の制限が変更されれば、女性は性別によって除外されるのではなく、実力で判断されることになる。ジョエル・フィッツギボン防衛大臣は「障害を取り除き、女性が全職種に就けるように取り組むことが重要である」とコメントしている。

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