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救急車から鎮痛剤ガスが盗み出される

 【ブリスベン27日AAP】ブリスベン北部のアルバニー・クリークで26日夜、救急救命士が患者を手当てしている間に、鎮痛剤ガス「ペントレン」3瓶が盗まれるという事件があった。

 26日午後10時45分ごろ、ヘビにかまれたとみられる男性を救急救命士が手当てしていた。けれども、ヘビにかまれたという通報は虚偽であったことが、その後判明している。警察によれば、「ペントラン」を多量に摂取すると、死亡する可能性もあるという。この薬品には激しい嘔吐を引き起こす気体が組成される可能性があるため、アメリカでは使用が禁止されており、オーストラリアでも救急救命士におよぼす影響が懸念されている。

 この事件について、警察は16歳の若者から事情を聞いている。

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