【パース28日AAP】パースのウィンスロップ・バプティズム・カレッジの社会科の教師、グレゴリー・クロンビーさん(41)とトーマス・マクギネスさん(19)がタイのコンケーンにある滝で27日、暴風雨に遭い、雷に撃たれ死亡した。2人は文化交流のためにタイを訪れていた学生グループに同行していた。
今回の落雷でタイ人3人も死亡した。しかし、3人は滝の周辺にいた学生グループと一緒ではなかったという。
クロンビーさんの義姉は現地メディアに対し、暴風雨が直撃した際、学生グループは滝で泳いでいたと語った。また、落雷で2ボルトの電流が流れ、数人が倒れたという。
ウィンスロップ委員会のロブ・ホワイト議長は「グレッグとトーマスが亡くなったことは非常に残念。しかし、まだほかにも犠牲者がいる。唯一の希望は学校に結束力があること。生徒たちの結束はより強くなり、お互いに励まし合うだろう」と語った。
クロンビーさんには妻と4人の子供がいる。マクギネスさんはクロンビーさんの友人で、学校の職員ではなかったが今回の旅行に参加していた。